根源的なTV表現を再発見する

日本初の独立系テレビ番組制作プロダクションであるテレビマンユニオン創始者の1人、今野勉の60年代・70年代作品のテレビ表現から、想像とは何かを問い直す。

開催日 8月20日(日) 12:00〜18:30(予定)
開場11:30 ※途中休憩2回あり
会場 札幌プラザ2・5(札幌市中央区南2条西5丁目[狸小路5丁目])
料金 無料 ※ご入場には整理券が必要です。
整理券は8/6からSIAFインフォメーションセンター大通すわろうテラス(札幌市中央区南2西5/11:00〜19:00)にて配布。お一人様2枚まで。
トークゲスト 今野勉(テレビマンユニオン最高顧問)
後藤一也(北海道文化放送制作部副部長・プロデューサー)
松井茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授)
定員 350名
タイムテーブル ※途中の上映時間は予定です。進行によって多少の時間変更の可能性があります。12:00 –

「土曜と月曜の間」(1964年/54分)


戦後に区切りをつけたという東京オリンピックの開会式のあった土曜日から月曜日までの間に起きた、ある精神病理学者とその妻と、今なお戦争の影を負った人々の事件を描く。

「七人の刑事~ふたりだけの銀座」(1967年/53分)

刑事7人の活躍を描く人気ドラマシリーズ。事件を生む社会や人間の奥底をドキュメントタッチで描き、リアルな迫力で高視聴率番組となった。

対談1 今野勉×松井茂

15:00 –

「遠くへ行きたい~伊丹十三の天が近い村」(1973年/25分)

天竜川上流の小さな集落、村民総出の婚礼の儀が行われる。山間の風景と素朴な村人たちと伊丹や取材スタッフたち、そしてあっと驚くのは・・・

「天皇の世紀 最終回<絶筆>」(1974年/26分)

大佛次郎原作の幕末史伝をドキュメンタリー番組化したシリーズの最終回。未完となった絶筆を自由で生々しいタッチで描いた。

対談2 今野勉×松井茂

16:55 –

UHB制作作品(2016年/35分/プロデューサー・演出 後藤一也)

<現在を生きる者の目線>から文学の世界を読み解いていくというスタイルの共通性をもつ現在のUHB作品を上映し、新しい読み方や価値を考えてみる。

対談3 今野勉×後藤一也×松井茂

フリーディスカッション「TVはどうなる?」
今野勉×後藤一也×松井茂  司会:中島洋